HIMAをご覧の皆さんこんにちわ、HIMA編集長のゲル美です。

突然ですが、私の悩みを聞いて下さい。
私は今年で33歳になるというのに、恐ろしい程化粧が下手なんです。
例として見てもらえるとわかりやすいのですが、年甲斐もなくウサギ目メイクに挑戦した日の写真がコチラ。

モーニングスターが似合いそうな笑顔です。
水鏡や銅鏡で化粧したわけではなく、ちゃんと現代の普通の鏡で化粧しています。そのうえでコレです。
逆に、思い切ってアイラインを引いた強気なキャッツアイで【歩くテンプテーション】になろうと思ったのですが、『関羽かよ』と言われたこともあります。

美髯公に謝れ。
さて、私のメイクの下手っぷりは分かって頂けたと思います。
世間のおなご達の洗練されたメイクを見てると、本当に上手で可愛くて、みんな魔法にかかってるんじゃないかと思えます。エクスペクトパトローナム的なやつですね。元がいいのか?やっぱりそうなのか?

今ならどこを見てもオシャレ上級者で隙の無いおなごだらけです。私の居場所は何処に?

ろくにメイクを勉強しないまんま20代を終えてしまったので今更感が半端ないんですが、私もあんなんなりたいです。
まだまだ美しい盛りの19歳の頃に、『売れないバンドのベーシストみたい』と言われたことがある私ですが、さすがにそろそろちゃんと女を楽しみたい。
ベーシストじゃなくて、私だって戦国武将のようなおなごになりたい…。
めちゃ綺麗なメイクして、巷の老若男女から『平成のアフロディーテ』とか呼ばれたい…。

思いつきだったけど、きっと今からでも遅くないし、なってみようかな…アフロディーテ。

アフロディーテの声が聞こえる…!
何かなれそうな気がする!
よし
アフロディーテに、俺はなる!!!
ゲル美のメイク修行スタート!
そんなわけで、メイク上手になって『平成のアフロディーテ』になってみることにしました。
ただ、最初に注意して頂きたいのが、このコーナーは『メイク好きの女子』の為にはならないということです。
『原始人が初めて絵具に触れる』くらいのレベルからスタートするので、世間様のおなご達の求める知識レベルまで到達出来ない可能性が高いのです。
もしかしたらアイシャドウのパレットに触れた時点で、指についたラメを『呪い』と勘違いして連載が終了するかもしれませんが、気長に次回の記事をご期待下さい。
(つづく)